木造住宅の2種類の基礎構造とは?

木造住宅の2種類の基礎構造とは?

これから木造住宅を建てるなら、基礎構造のことも知っておくことが求められます。代表的なものは次の2種類。1つ目は布基礎と呼ばれるもので、地面に逆T字型のコンクリートを打ち込み、その上に土台を設置する基礎構造を指します。このメリットは工期が短い上に、費用が安いということ。その反面、地面に直接コンクリートが接するため、地盤の強さや地震の揺れの影響を受けやすいというデメリットがあります。木造住宅の完成を急いでいる、建築費を安く済ませたい、こんなニーズに応えることが可能です。続いて2つ目はベタ基礎で、地面にコンクリートを一面打設するものを指します。地盤の強さや地震の揺れの影響を受けにくく、耐震性に優れているのが強み。また防湿性にも優れているため、シロアリなどの害虫被害の防止も期待できます。他方で工期の長期化や、コストが高くなりがちというデメリットがあります。耐震性に優れた頑丈な木造住宅をじっくりと作りたい、こんなニーズには最適と言えます。

木造住宅を寒冷地で建てる場合のポイントや注意点とは

木造住宅を寒冷地で建てるなら、その気候や地理的状況にふさわしい家づくりが求められます。まず最初のポイントは、高気密かつ高断熱にすることです。寒冷地では室内と外気の温度差が大きく、室内の熱が外部に逃げやすいというデメリットがあります。このため高気密かる高断熱の木造住宅にすることで、外気からの冷気を室内に入れにくく、室内の熱を逃がしにくくなって、室内の温度を一定に保つ快適な居住空間の実現が可能になります。同時に窓からの外気の侵入を防ぐことも、重要なポイントです。室内と外気の温度差が最も大きい箇所である窓だからこそ、外気の侵入防止に優れたタイプを取り入れることが大事。具体的には、空気の層を挟んだ複層ガラスやトリプルガラスなどの複層ガラスのタイプや、熱伝導率の低い樹脂素材や木製素材を使用したサッシ枠のタイプを選ぶとよいでしょう。そして最後に忘れてはならないのが、床暖房を設置することです。床には冷気が溜まりやすく、体感温度にも大きく影響を与える箇所と言えます。そこで床暖房を設置して床下から熱を送ることで、床全体を暖めて室内全体の温度を均一に保つことが可能になります。

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木のお家を作ろう!

このサイトでは、日本国内では一般的なものとなっている木造住宅のメリットとデメリットを詳細に解説しています。構造の種類や耐用年数などの影響を含めて詳しく説明を行っており、これらの内容を詳しく知りたい場合に貴重な情報源となる場合が少なくありません。特に2種類の基礎構造や、構造でチェックしておくべきポイントは安心できるものを手に入れるために非常に重要な要素となっており、これを知ることでその選び方が充実したものとなることがメリットです。

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